和田監督、紅白戦ダメなら即2軍も
阪神は12日、宜野座キャンプ初の選手入れ替えを行い、2軍から秋山拓巳投手(21)、田面巧二郎投手(22)、白仁田寛和投手(27)、坂克彦内野手(27)の4選手が昇格し、二神一人投手(25)が2軍に降格した。和田豊監督(50)は昇格組の3投手を13日の紅白戦に登板させる方針を示し、結果次第では即2軍降格もあり得るという厳しい姿勢を打ち出した。
「程度があるだろうと思うけど、投げるからにはそういうこと。彼らにとっては、マウンドが勝負なんでね。ピッチングコーチも感じるところがあるだろうしね」と和田監督は、紅白戦の内容によっては、わずか1日で安芸行きを命じることもあるとした。
監督就任初年度の昨春は入れ替えを行わなかったことで、チームの活性化と激しい競争意識を植え付けることに失敗した。反省は生かすためにするもの。問答無用の厳しさを具現化することで、密度の濃い集団を築き上げる。