藤浪、持ち味の“荒れ球”も脅威や!
「阪神春季キャンプ」(13日、宜野座)
阪神の藤浪晋太郎投手(18)=大阪桐蔭=が、ブルペンで初めて打者を立たせた投球を行い、打席に立った横川ブルペン捕手をビビらせた。横川ブルペン捕手は「ブルペンでもツーシームとか抜けている球があったからこわかった」と藤浪の“荒れ球”を振り返った。
藤浪は「特に恐怖心を与えようと思っていないです」としながらも「もともとコントロールがよくないタイプなので。バッターがそういう気持ちを持ってくれているかなあというのは自分でも思っています」と自身の持ち味と捉えている。
今キャンプ8度目のブルペンでは捕手を座らせて42球投げた。「今日は良かった」と藤浪は手応えを口にした。スーパールーキーは小さくまとまらない。荒れ球も武器にスケールの大きい投手に育っていく。