藤浪実戦モード突入や!真剣勝負で2K
「阪神春季キャンプ」(20日、宜野座)
“実戦モード”が高まってきた。阪神・藤浪晋太郎投手(18)=大阪桐蔭=がブルペンの打席に鈴衛ブルペン捕手を立たせ、打者との対戦を想定した投球を行った。左右の「3選手」と真剣勝負し、2三振を奪った。
右打席を想定した1人目を直球で「一飛」に仕留めると、続く左打者の2人目はフルカウントから決め球・カットボールで「空振り三振」に。右打席の3人目は追い込んでから、フォークで「連続三振」に斬った。
「バッターが立っているときのストライクゾーンも違いますし、しっかりコントロールしようと思って、ひざ元にスライダーを投げたり高低を意識して投げました」
この日はキャンプ最多の64球。近日中のシート打撃登板に向けて「気持ちの高ぶりはないですけど、しっかりやっていきたい」と改めて気持ちを引き締めていた。