久保、WBC代表相手に守護神デビュー
「阪神春季キャンプ」(22日、宜野座)
久保康友投手(32)が、3月に行われるWBCの優勝候補相手に守護神デビューすることが22日、分かった。23日に実戦形式の1カ所打撃に登板。その後、対外試合初登板が26日の日本代表戦、27日のキューバ代表戦(いずれも京セラドーム)のいずれかになる予定だ。
球児のメジャー移籍に伴い、新守護神に指名された久保。宜野座キャンプ打ち上げに「ここまでの調整は順調。キャンプでやりたことはできた」と手応えを語った。今後は実戦登板で、打者との感覚、抑えのリズムをつかむ段階へ入る。
その守護神デビューの日程に関して、山口投手コーチは「(大阪に)帰ってからになる」と明言。雨や寒さなどによる天候条件も考慮し、京セラドームでの日本、キューバとの代表戦いずれかで登板することが決まった。
「どちらにするかは決めていないが、楽しんで投げられるだろう」と山口コーチ。まずは23日に打撃投手としてマウンドに上がる久保は「バットを振ってくる相手に、しっかり投げられるかですね」と意気込む。侍ジャパンに赤い稲妻。いずれも、新守護神の相手にとって不足はない。