藤浪初の“3連投”で沖縄打ち上げ
阪神のドラフト1位・藤浪晋太郎投手(18)=大阪桐蔭=が24日、宜野座村野球場でブルペン入りし、沖縄最終日をプロ入り初の“3連投”で締めくくった。
これまで2連投はあっても3連投はなかった。前日23日に初めてシート打撃に登板した藤浪だが「(右肩が)特に張っていなかったのでピッチングをしました。沖縄最終日で明日(25日)はオフになるので。(3連投は)その時によって自分で考えてやりたいと思います」と意図を明かした。
片山ブルペン捕手に「(直球が)シュート回転してたら言ってください」と伝えるなど、明確な課題を持って沖縄最後のブルペン投球を行った。
沖縄で過ごした約1カ月間はルーキーにとって大きな経験と財産になったようだ。「いい環境でやらせてもらって本当にいい経験をさせていただいた。先輩方からもすごくよくしてもらいました。自分のベストの状態にも近づけることができました」。
今後は高校時代に慣れ親しんだ甲子園で調整を進めていく。「ホーム球場なので何とも思わないですけど、しっかりやりたいと思います」。プロ入り初の聖地にも、自然体で臨む。