良太、一線級の侍投手で現状チェック

 「WBC強化試合、阪神-日本」(26日、京セラ)

 全力でぶつかる‐。阪神・新井良太内野手(29)が25日、侍ジャパンとの決戦を物差しに、現状把握に努める考えを示した。各球団から選ばれた一線級投手との対決。課題と収穫を持ち帰り、開幕までにもう一段階のレベルアップを図る。

 「みんないいピッチャーですし、いい投手と対戦して、自分がどういう反応をできるのか、しっかりやりたい。やっぱりいい投手と対戦したいですし、課題が見つかれば、それを消化していくという感じです」と口元を締めた。

 対外試合7試合すべてで4番を張り、32打数12安打、8打点の打率・375を刻んだ。だが慢心はない。求める境地は高い。首脳陣の信頼を集め、敵の警戒度をさらに上げるためにも、和田虎の4番は1球、1打席も無駄にはしない。

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