上本激突で左足首も負傷か…長期離脱も
阪神は27日、侍ジャパンとの強化試合(26日・京セラドーム)で負傷退場した上本博紀内野手(26)について、右まぶたと右目下をそれぞれ2針ずつ縫合処置したことを発表した。さらに伊藤隼と激突した際に左足首も痛めており、28日に精密検査を行う予定だ。
杉本チーフトレーナーは「きょうは自宅で安静にしています」と明かし、甲子園で行われた指名練習、京セラドームで行われたキューバとの強化試合には参加しなかった。前日の段階では顔面の裂傷だけと見られていたが、「左足首も気にしている」(杉本トレーナー)。28日に精密検査を受ける予定で、最悪の場合、離脱が長引く可能性もある。
全治に関しては「個人差もあるので、何とも言えません」と説明した杉本チーフ。練習復帰の時期についても「今後の状態を見ながら」と語り、左足首の検査結果を待って判断していくもようだ。チーム随一のスピードを誇る選手だけに、下半身の故障による今後の影響は気になるところ。一番の成長株だっただけに、痛いアクシデントになってしまった。