藤浪の敵は花粉症…練習中くしゃみ連発

 阪神のドラフト1位・藤浪晋太郎投手(18)=大阪桐蔭=が、2日の練習試合・オリックス戦(安芸)で対外試合初登板を果たす。

 初登板を翌日に控えた藤浪に、思いもよらない敵が出現した。1日の練習中から「ハクシューン!」とくしゃみを繰り返し、練習後の取材中も鼻水をズルズル。その正体は花粉だった。

 「大丈夫だと思います。そんなこと気にしていても仕方ないので。(対処法は)薬を飲むぐらいですね」。サラリと受け流した藤浪。その視線はすでに南国・安芸に向いていた。

 オリックス打線は主砲のT‐岡田も先発出場予定。2010年のパ・リーグ本塁打王を前にも「特に気にしないです。タイガースの主力で名前の知られているバッターともシート打撃で対戦していますし、気にしないです」と頼もしい。

 安芸出発前、甲子園のブルペンでは「自分の感覚、リリースの感触を確かめました」と変化球を交えて45球。「悪くなかったです」と最終調整はバッチリだ。「四球を連発するのは一番良くないので。リズムを崩してしまうので、それだけはしないように」と“四球厳禁”を掲げた藤浪。維新の地から虎に新たな歴史を築く。

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