福留&西岡いよいよ甲子園デビュー
阪神・西岡剛内野手(28)、福留孝介外野手(35)が5日、甲子園デビュー戦となる6日の中日戦で「本拠地チェック」を行う考えを明かした。甲子園残留練習に参加した2人は、スタメン出場が決定済み。ともに甲子園で久々の実戦となるだけに、球場の特徴把握に努めるつもりだ。
“聖地デビュー”を翌日に控え、西岡の気持ちは徐々に高まっていた。
「甲子園はホームグラウンドになるわけだし初めてなので、オープン戦でも違った高まりはあるかもしれないですね」
ただ単に甲子園でプレーするだけじゃない。本拠地に慣れるために明確な意図を持って試合に臨む。「土のグラウンドだし、硬さやバウンドは球場によって変わってくる」と西岡が言えば、福留も「甲子園は初めてだし、練習とは違う打球が飛んでくると思うのでその辺りを確認したいね」。練習では味わえない甲子園の特徴を試合の中でしっかりとつかみ取る。
福留は「オープン戦が始まるとなかなか時間がとれないから」と約30分間のフリー打撃を敢行し快音を響かせた。背番号「7」と「8」のユニホームは甲子園のファンの前では初披露となる。揃って聖地に立つ2人。もちろん期待は裏切らない。