新井、15日実戦復帰へ!開幕間に合うぞ
右肩後方関節唇(しん)損傷から復活を目指す阪神・新井貴浩内野手(36)が15日からの教育リーグ・中日4連戦(ナゴヤ)での実戦復帰を視野に入れていることが10日、分かった。調整が順調に進めば、29日の開幕・ヤクルト戦(神宮)に間に合う可能性も出てきた。
新井は鳴尾浜の室内で個別アップを終えると、教育リーグ・中日戦に備えて練習する2軍に合流した。3日ぶり2度目の屋外フリー打撃では、47スイングで左翼方向へ4本の柵越えを放った。
「何もないよ」と話すだけだったが、ケージの真後ろで見つめていた平田2軍監督は順調な回復ぶりを強調した。「屋外で振るということは力も入るし、ゲームの出場が近くなってきたかな。あしたの状態を見て火曜、水曜と練習して実戦(復帰)がどのくらいかメドが立つ」と、近日中の実戦復帰を示唆した。
フリー打撃前には一塁でノックを受けた。権田トレーナーは近日中にシートノックにも入る計画を明かしており、通常メニューに戻る日も近づいてきたようだ。15日からの中日戦で実戦復帰を果たせば、24日まで行われるオープン戦出場も見えてくる。
右肩に加えて宜野座キャンプ中に背中を痛めた。開幕1軍すら危ぶまれたが、視界は徐々に開けてきた。