久保、27日シート登板 開幕へ最終調整

 新守護神が万難を排し、本番でのリベンジに備える。阪神・久保康友投手(32)ら救援陣が27日の鳴尾浜での全体練習で、シート打撃に登板することが26日、決まった。24日のオリックスとのオープン戦(京セラ)では1回3失点と乱調だった新守護神が、最終調整を経て開幕を迎える。

 チームは、27日の練習後には東京遠征へ向かう。それでも「遠征に入れば練習時間は限られる。その中で、できることをやっていきたい」と久保は意気込みを口にした。

 発熱などの体調不良で、オープン戦登板は4試合止まり。防御率9・00と結果を残せなかった。そのため、シート打撃登板で最終調整を行う。「相手も味方なので、自分の球を投げられるかどうかですね」。本番の空気には程遠いが、その中でも、できる限りの準備を整えるしかない。

 「本番になれば、(調子が)良くても悪くても締めますよ」と笑った久保。逃げることはできない、チームの命運を握るポジション。「後は野球の神様に祈るだけ。自分が持ってるか、持ってないかですね」。強いまなざしで、そう答えた。

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