西岡はマークを歓迎「やりがいある」
3年ぶりの日本球界復帰となる阪神・西岡剛内野手(28)は、28日、「エラーでも内野安打でも、何でもいいから塁に出ること」と改めて第1打席の出塁に全力を注ぐ考えを明かした。
ヤクルト・小川監督が最重要人物として警戒網を敷く背番号7。「マークされるのはやりがいがある」と意気込み、第1打席はセーフティーバントもあるか?との問いには「ひらめいたら。今は何も考えてはないですけど」。エース・館山に対して、持てる選択肢を消さずに打席に入る。
水谷チーフ打撃コーチも「セーフティーはやらんと思うけど、あいつなら分からんな。いろいろ考えてるから。ピッチャーは誰もが不安だから初回は重要になるし、三回までに得点を挙げてくれたら」と切り込み隊長に期待を寄せた。「ケガしないことだけを最優先に考えてきた」とキャンプから順調に調整を進め、オープン戦では打率・462と好成績を残した。
「やり残したことはない」と万全の準備に手応えを口にした西岡。不退転の決意で臨む新シーズンへ、不安は何もない。