鳥谷1180試合連続出場で歴代5位に
「ヤクルト1-0阪神」(30日、神宮)
勝利で飾れなくても、偉大な記録であることには変わりない。「3番・遊撃」でスタメン出場した阪神・鳥谷が、歴代5位の広沢克己氏に並ぶ1180試合連続出場を達成した。
「個人のことなんでね。シーズンが終わって付いてくること。継続して、試合に出る準備をしていくだけです」
入団1年目の、04年9月9日のヤクルト戦(甲子園)からスタートした記録。現役選手では最長で、日本を代表する「鉄人」と言える価値あるものだ。この日は、初回に中前打を放って2試合連続安打に。ただ、その後3打席は凡退して、チームも敗れた。
「(石川は)コントロールが良くて低めに集まっていた。負けたことはかえってこないので、切り替えてがんばりたい」と鳥谷。自身の記録よりもまずはチームのこと。優勝に向かって、休むことなく試合に出続ける。