良太修正約束「何かしらの欠陥がある」
阪神は2日、中日戦(京セラ)でホーム開幕戦を迎える。福留孝介外野手(35)は1日、公式戦で初対戦となる古巣・中日の攻略を宣言。ヤクルトとの開幕カード負け越しからの巻き返しに貢献することを誓った。同じく古巣との対戦となる新井良太内野手(29)も「何とか勝ちたい」と今季初勝利に導くことを約束した。元中日コンビが昨季7勝16敗1分と大きく負け越した天敵攻略への旗手となる。
必ず勝つ。流れを変える。新井良は古巣・中日への意識を封印し、勝利にこだわって中日戦に臨む。
「いつも勝ちたいと思っているけど、関西で一発目の試合になるので何とか勝ちたい。中日というより本拠地なので勝ちたい」
プロで初めて4番として迎えたヤクルトとの開幕カードは3試合で13打数2安打、打率・154。完璧に捉えた打球が野手の正面をついたり、ファウルになったりする場面があった。
「状態がよくても正面に行くのが一番危ないと思う。何かしらの欠陥があるということなんで。いい形で打っていれば、(詰まって)ぐしゃっとなってもヒットになるんでね。しっかり準備をしたい」。早くも危機感を募らせ、一日も早い修正を約束した。
相手に手の内は知られているが臆することはない。今季は実力で4番を勝ち取った。「しっかりミーティングをして、情報を入れて準備をしたい」。かつてのチームメートに成長した姿を見せる準備は整っている。