2軍秋山に中継ぎ転向プラン浮上
「ウエスタン、阪神2‐3中日」(5日、鳴尾浜)
阪神・秋山に中継ぎ転向プランが急浮上。1軍から要請があったことを平田2軍監督が5日、明かした。
この日の中日戦にも、七回に2番手としてリリーフ登板。ところが1イニングに4安打を浴びるなど、1回2/3で7安打2失点と散々な結果となった。「全部いい球を投げようとしすぎた」と肩を落とした。
オープン戦では榎田、岩本らと開幕ローテ争いを続けてきた秋山。ウエスタンでもここまで2試合13回を投げて1失点、防御率0・69と2軍先発陣の中で最も安定した成績を残してきた。その先発右腕に中継ぎとして白羽の矢が立った。
2軍での先発結果を報告した上で「中継ぎをやらせてほしいと1軍から要請があった」と久保2軍チーフ投手コーチ。1軍の先発枠が埋まっている現状を踏まえ、秋山の中継ぎ転向案が持ち上がった。
プロ入り4年目で、2軍公式戦での中継ぎ登板は、この日が4試合目。経験は少ないが「チャンスなので次は同じことをしないようにしたい」と前向きに捉えている。とりあえず1軍昇格への道は開けた。中継ぎとしての新たな挑戦が始まる。