藤浪、得意の聖地でヤクルトに雪辱だ
阪神のドラフト1位・藤浪晋太郎投手(19)=大阪桐蔭=が18日、プロ初先発(3月31日・神宮)で敗れたヤクルトに対し、リベンジを誓った。21日のヤクルト戦(甲子園)で3度目の先発マウンドに上がる右腕は「何回も対戦すれば相手も分かってくるし、抑えるのも難しくなるので配球とかを変えて投げたい」と、対策を練って臨む。
ヤクルトは主砲のバレンティンがスタメンに復帰。昨季まで2年連続本塁打王と初めて対戦するが「コツコツ当ててくるバッターも、振ってくるバッターも変わらない」と涼しい顔。「メンバーが変わりますが、新しいチームとやるぐらいの気持ちで臨みたいです」と、新たな気持ちで臨む。
この日は東京ドームのブルペンで約50球を投げた。「ブルペンなので状態を上げること。それに尽きます」。同じ相手に続けて敗れるわけにはいかない。舞台は神宮から甲子園に移る。高校時代から“10連勝中”と相性抜群の聖地でプロ2勝目を飾る。