鍵は福留!鬼門の竜倒に和田監督が指名

 竜倒のキーマンは福留だ!阪神・和田豊監督(50)は22日、鬼門・ナゴヤドームで23日から行われる中日3連戦のキーマンに、福留孝介外野手(35)を指名した。昨季は2勝9敗1分けで苦手とした敵地だが、中日在籍時に9年間本拠地とした背番号「8」に、鬼門突破の期待をかけていた。

 名古屋での勝利。鍵を握るのは打線。昨季、ナゴヤドームではチーム打率・201と貧打にあえいだ。だが指揮官は「福留は、その影響を受けないだろう」と断言。数字がそれを表している。

 中日在籍時の99~07年までの9年間で通算509試合に出場して打率・318、83本塁打、292打点。福留本人も以前から「ほかの球場よりも明るいし、見やすいというのはあったね」と話しすなど、古巣本拠地に悪印象は抱いていない。

 ここまでは打率・154ながら、チームトップの15打点をマーク。和田監督は「良い状態と判断するには、まだ波があるかな」としながら、「福留と新井が打ってくれると点が入りやすい」と期待する。福留が相性抜群の球場で猛打を振るえば、状態を上げる足がかりにもなるはずだ。

 「悪いデータは早めに止めたい」という指揮官の希望通り、今年は相性の悪かったデーゲームで3連勝し、昨季できなかった4連勝を記録するなど、マイナス要素を打ち破ってきた。次は鬼門突破。それは福留のバットにかかっている。

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