守護神の決意!久保9連投も辞さず
勝利のためなら9連投も辞さず!阪神・中西清起投手コーチ(50)は、23日から始まる9連戦で守護神・久保康友投手(32)について、制限を設けずに連投させる意向を22日、明らかにした。久保本人も、チームのために連投をいとわない姿勢だ。
ここまで猛虎を支える鉄壁の救援陣。迎える9連戦では、その起用法も重要となる。中西コーチは、救援陣の疲労を考慮して「この連戦では、リリーフ陣が3連投、4連投とならないように、バリエーションをもってやる」と明かした。
だが、その一方で久保については「久保はセーブの付く場面では出していきたい。3連投、4連投もある」と断言。チームの勝利のため、守護神だけは連投の制限を設けないとした。
それは、久保も望むところだ。「僕の出番が増えるということは、チームの状態が良いということ。どんどん仕事が増えればいい。何連投でもやりますよ」と意欲十分。チームの勝利のためなら、9連戦9連投すらいとわない構えだ。
今季は2勝2セーブ、防御率0・82と日増しに安定感が出ている。中西コーチも「クローザーにも慣れてきている。本人も研究をしているし、かなりやる気になっている」と評価。右腕の快投が、猛虎に勝利を呼び込む。