能見、雪辱G倒へ秘策あり!爪は大丈夫
巨人へのリベンジに秘策あり。阪神・能見篤史投手(33)が2日、甲子園での投手指名練習に参加。先発予定の6日の巨人戦(東京ドーム)に向けて、新たに巨人封じの策を用意する考えを明かした。すでに策を練っている中、この日は具体的には語らなかったが、6日までの時間を使って「攻略法」を固めていく。
「何も言えません。(巨人に対して)色々と考えてますよ。まだ時間はあるので、考えます」
戦略上のことだけに、公には語れない。ただ、同じようにやられるわけにはいかない。甲子園で対戦した4月9日は直球とスライダー中心の組み立てで完封勝利を挙げた。その翌週の16日の対戦(東京ドーム)でも直球で押す場面が目立ったが、6回4失点で敗れた。
能見自身が改めて感じたことの中に、甲子園と東京ドームの違いがある。前回の対戦を踏まえた上で次はどう戦うか。また、4月23日の中日戦(ナゴヤドーム)で左手中指の爪が割れた影響で登録を抹消されており、今季3度目の伝統の一戦が自身の復帰戦にもなる。
この日はキャッチボールやランニング、ゴロ捕などで汗を流した。「(爪は)大丈夫ですよ」と能見。1日にはブルペンでの投球練習を行っており、患部の回復は順調。フィジカル面の調整に加えて「頭脳」の準備も万全に整え、敵地でのG倒に挑む。