負けないメッセ!不調も粘投で4勝目

 「阪神14‐3ヤクルト」(3日、甲子園)

 納得はいかなくても、打線の援護もあった中での粘りの投球が勝利につながった。「最初の3イニングはフォームもバラバラだったけど修正できた」。阪神・メッセンジャーは7回3失点で4勝目。開幕から登板し続けている金曜日は、これで開幕から6戦全勝となった。

 三回までに3失点しながらも、四回以降は1安打に抑えた。さらにバットでも魅せた。二回、無死一塁での4球目で、一塁・畠山と三塁・宮本がチャージしてきたところでバスターを敢行し、左前打を放った。それが大量6点のビッグイニングにもつながった。

 「バントのサインだったけど、チャージしてきたらいってもいいということで。畠山さんと宮本さんがチャージしてきて、目の隅っこで見えていた」と笑顔。冷静な判断で流れを呼び込み、これで自身は昨年から7連勝。次週もヤクルトと対戦予定だが、不安を抱くことなく再び白星を狙う。

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