和田監督、3連勝で先発陣に最敬礼
「巨人2‐3阪神」(8日、東京ド)
ドローで終わらせず、最後に勝ち切ったことに意義がある。阪神が延長12回に及んだ死闘を制した。6年ぶりに敵地・東京ドームで宿敵を3タテした。貯金は今季最多の6。首位と2・5差に急接近。猛虎の季節がやってきた。
守護神・久保が4戦連続失点で、あと1球から追いつかれ、防戦一方だった延長戦。しかし十二回、2死一塁から田上を走らせ、代打・桧山の適時二塁打で奪った決勝点。和田タクトも上昇気流に乗ってきた。
「本当にこの3連戦は選手が頑張ってくれた。特に先発ピッチャーが抑えてくれた結果の3連勝」と和田監督は先発陣の奮闘に最敬礼だ。延長戦は無傷の3勝1分け。猛虎の進撃は、さらに加速していく。