メッセ、64年バッキー以来の8連勝や
阪神のランディ・メッセンジャー投手(31)が9日、マドンナスタジアム(松山)で投手指名練習に参加し、自身の連勝記録の継続に意欲を見せた。現在、昨年から7連勝中。先発する10日のヤクルト戦(松山)で、阪神の外国人投手では64年のバッキー以来の8連勝を目指す。
「完封できればベストだけど、点を取られずにその記録を続けていければいいと思う」
メッセンジャー個人だけでなく、登板した試合はチームが9連勝中。ただ、ここまで4勝を挙げているものの、防御率4・62という数字が表すように、内容には納得していない。
「連勝は素晴らしいけど、4点台後半の防御率は満足とほど遠いものだ」とメッセンジャー。先週の3日のヤクルト戦では、7回6安打3失点での勝利だった。慢心することなく、結果と内容を追い求めていく。
この日はキャッチボールやダッシュなどで入念に調整。「チームが勝てればいいね」と話し、練習後はラーメンを食べに出かけた。松山でも登板前日の「勝負メシ」は同じ。今季不敗の金曜日。これまでと同様に白星を並べるだけだ。