“ミスター金曜”メッセ自身9連勝誓う
ミスターフライデーに任せなさい!17日のソフトバンク戦(甲子園)で先発する阪神のランディ・メッセンジャー投手(31)が16日、チームの連敗ストップと自身9連勝を誓った。
今季、チームは金曜日に負けなしの7連勝中。その7試合全てに先発している右腕が、交流戦で失速しつつあるチームを救う。
「いい投球をしてチームの勝利につながるような投球をしたい。(金曜日に)チームが勝っているのは分かっているし、打線がよく助けてくれるからね」
今、誰よりも勝ち運を持っている男だ。前回登板した10日のヤクルト戦(松山)は今季2度目の完封でハーラートップの5勝目を挙げた。阪神の外国人投手では1964年のバッキー以来となる8連勝を決め、登板試合はチーム10連勝中だ。
ソフトバンク打線はリーグ最下位のチーム打率・247。マリナーズ時代に同僚だったラヘアに対しても「一人だけに目を向けていると他の打者にやられる」と助っ投は意識する様子もない。甲子園ではダッシュなど軽めの調整。チームを上昇気流に乗せる準備は整った。