メッセ146球粘投でリーグトップ6勝
「交流戦、ロッテ1‐7阪神」(23日、QVC)
最後は気迫‐。阪神・メッセンジャーが相手打線の猛攻を受けながら、粘りの投球だ。6回2/3を8安打1失点で、ハーラートップの6勝目を手にした。
「最初の3イニングで80球以上(88球)投げてしまった。アンビリーバブル」。だが、苦戦を強いられながら初回2死満塁の危機を無失点。三回の1死満塁も犠飛による1点でしのいだ。
「フォームを考えすぎている」と自己ワースト5四球を与えるなど制球に苦しんだが、打線の援護に助けられながら、前夜に最大5点差を追いついた敵の勢いを止めた。
前回17日のソフトバンク戦の黒星で、昨年からの自身連勝も8でストップ。そこから中5日の登板で、来日最多の146球を投じたが「チームが勝ってくれるなら、何球でも投げたいよ」。チームの勝利ために、ここから新たな連勝を続けていく。