左手人さし指を負傷した阪神・日高剛捕手（３５）が５日の育成試合、四国アイランドリーグの香川戦（鳴尾浜）で実戦復帰することが３日、分かった。

　この日もフリー打撃やシートノックなど、鳴尾浜での２軍全体練習に参加。「痛みもなく、打つほうも守るほうも問題はないよ」と、リハビリが順調だったことを明かした。練習後には、故障者組から外れることが決まった。

　５月２２日・ロッテ戦（ＱＶＣマリン）で投球を捕った際に左手人さし指を負傷。同２４日に抹消され、リハビリに取り組んできた。香川戦で打撃、守備ともに問題がなければ、６日に行われる甲子園での西武戦から１軍復帰する可能性もある。

　「上から（１軍復帰は）実戦に出てからと言われている。僕は何とも言えないけど、準備はできています」。日高の頭の中には、聖地帰還への青写真がはっきりと描かれている。