交流戦明けも“サンデー晋ちゃん”継続

 阪神のドラフト1位・藤浪晋太郎投手(19)=大阪桐蔭=が17日、仙台空港で4試合に先発し、1勝1敗だった初めての交流戦を振り返った。

 「パ・リーグのバッターはよく振ってきますし、いい勉強、経験になったと思います」

 酸いも甘いも味わった交流戦だった。5月11日には背中と腰の張りで初めて出場選手登録抹消を経験。復帰した5月26日の日本ハム戦(甲子園)では、高校時代からしのぎを削った大谷と対戦し4勝目を挙げた。6月2日のソフトバンク戦(ヤフオク)では「1番いいバッターだと思う」と話す内川を無安打に抑えた。

 だがここ3試合はイニング途中の降板が続き、「対左打者対策」など課題も浮き彫りになった。そのためシーズン4勝2敗という成績にも表情は冴えない。自己評価も辛口だった。

 「内容としては全然、満足してないです。4勝というのも周りに助けてもらいながらですし、ルーキーで(相手に)データがないというのも大きいと思います。これからデータを取られたら、本当の力の勝負になってくると思うので、しっかり頑張っていきたいと思います」

 今後も日曜日に登板する“サンデー晋ちゃん”は継続される。交流戦で味わった初めての試練。プロの壁を打ち破り、セ・リーグ相手に進化した姿を披露する。

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