一二三3安打!2戦連続4番で初タイムリー

 「ウエスタン、阪神1‐3中日」(12日、鳴尾浜)

 1、2、3安打ダーッ!!2試合連続で4番に座った阪神・一二三が3安打を放って輝いた。

 四回の第2打席。そこまで無安打に抑えられていたドラフト2位新人の浜田から、チーム初安打となる中前打を放った。「4番は意識せずに、リラックスしていた」と肝の太さを見せる。六回には外角直球に逆らわず一、二塁間を破った。

 成長の証しを見せたのは八回だ。1点ビハインドの2死二塁。マウンドにはまだ浜田が仁王立ちしていた。

 前日11日のソフトバンク戦は好機に3三振。前日の雪辱に燃えた新4番は、重圧に打ち勝った。2ボールからの3球目。直球をはじき返すと右中間を深々と破った。激走で一気に三塁へ。この時点では値千金の同点適時打となった。

 4番初タイムリーにも涼しい顔だ。「最近は上半身に力が入らないようにしている」と、打席での工夫を明かした。飽くなき探求心が、打撃向上へとつながっている。「(10日に)3安打した翌日は3三振だった。あしたは一打席目から打ちたい」。頼もしい新4番のバットから目が話せない。

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