西岡G戦天王山は微妙 打撲で途中交代
「阪神8‐4DeNA」(14日、甲子園)
阪神の西岡剛内野手(28)が14日、甲子園で行われたDeNA(11)戦で左膝に自打球を当てて途中交代した。六回表終了後にクラブハウスへ引き揚げたが、病院へは行かずチームドクターの診断は打撲。だが15日の巨人戦出場は微妙となった。
場面は五回2死三塁で迎えた第3打席。追い込まれながらも三浦の変化球に食らいつき、迎えた7球目。フルスイングした打球が痛めていた左膝を直撃した。激痛に顔をゆがめ、最終的に10球目を打って一ゴロに倒れたが、全力疾走できず六回表の守備からベンチへ退いた。
患部にアイシングを施し、クラブハウスへ引き揚げる際に「(左膝に)モロ。打てなくて残念です。しびれている感じ」と話した。試合後は左膝を気にするそぶりをあまり見せなかったが、古傷を抱えている場所だけに、その状態が気がかりだ。
黒田ヘッドコーチは「打撲という報告はあったが、翌日になると腫れるからな。明日の状態を見てみないと分からない。登録抹消?それはない」と明かした。大事な首位攻防戦でリードオフマンの離脱となれば、チームにとっても痛い。