和田監督が後半戦へ若手陣徹底チェック

 若虎出てこいや!!阪神・和田豊監督(50)が20日、球宴期間中に若手選手をチェックし、後半戦に向けた新戦力探しを行う方針を示した。この日、甲子園での全体練習に藤原正典投手(25)、高宮和也投手(31)の両左腕が合流し、ブルペンで投球をチェック。22日に予定されている紅白戦でも、2軍から多くの選手を合流させ、実力を見極める予定だ。

 華やかな宴の裏で、虎の将は後半戦への準備を着々と進めている。この日は、藤原と高宮の両中継ぎ左腕が1軍練習に合流。指揮官は練習中盤にグラウンドから姿を消すと、ブルペンへ向かったきり、練習終盤まで戻って来なかった。

 ブルペンでは両左腕らの投球を視察。「左投手をもう1枚?そうそう。その通り」と和田監督。前半戦は加藤、筒井が抜群の働きを見せたが、現在は筒井が2軍調整中。中継ぎ陣の負担軽減のための左腕、そして前半戦終盤に合流したボイヤー、松田らの力を見極め、勝負の時へ向けた“補強”を整えたい考えだ。

 それだけではない。22日の練習では、紅白戦を行う予定。「今は野手も投手も編成上、多かったり少なかったりする。明後日、紅白戦をするので、実戦で見極めて入れ替えもしたい」と説明した。

 先のフレッシュ球宴では、若手の西田らが活躍を見せたが、和田監督は「(紅白戦は)そういう選手も来るんちゃうか。結構、大人数を呼ばないと試合できないから。今回だけじゃなく、これから使える選手を見極めないといけない」と話す。

 現在、主力7選手が球宴に出場中。この状況さえもうまく利用し、多くの若手選手をチェックする構えだ。「勝負は先にある」。そう話す和田監督。若い力の出現で、打倒・巨人へ加速したいところだ。

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