メッセ、燕退治で後半戦開幕ダッシュだ
阪神のランディ・メッセンジャー投手(31)は23日、得意の「ツバメ斬り」に意気込んだ。今季は節目での先発の多い右腕。後半戦開幕となる24日のヤクルト戦(神宮)に先発し、ピッチングでチームに勢いを与える。
「ずっといい調整を続けている。(ヤクルトには)自分がいい数字を残しているから、そういう組み合わせが多いと思う」
今季は節目の試合の先発が巡ってくる。ヤクルトとの開幕戦で開幕投手を務め、交流戦後のリーグ戦再開の一戦(DeNA戦)にも先発。そして、後半戦初戦のヤクルト戦。今季はここまでヤクルト戦で4試合先発して3勝0敗、防御率が2・96という結果を残している。相性は良く、不安を抱くこともない。
前半戦最後の17日の巨人戦では、中継ぎで登板して5失点したが、それも過去のこと。この日は甲子園での練習に参加し、炎天下の中、ショートダッシュやキャッチボールなどで汗を流した。
「(ヤクルト打線は)一人だけを警戒するのではなく、全員を警戒している」とメッセンジャー。気持ちを切り替え、再スタートの白星を狙ってマウンドに上がる。