福留8・6に実戦復帰 平田監督明かす
左膝内側半月板のクリーニング手術を受けた阪神・福留孝介外野手(36)について、平田2軍監督は28日、8月6日からのウエスタン・リーグのソフトバンク戦(鳴尾浜)で実戦復帰する可能性があることを明かした。8月上旬に照準を合わせていた背番号8の実戦復帰が、カウントダウンに入った。
25日にはスライディングの練習をし、あとは実戦の場に帰ってくるだけとなっていた。8月2日から3日間、2軍本隊は遠征に出かける。その期間の残留練習で、術後初めてシート打撃に入る予定だ。
そこで問題がなければ、週明けの同6日から行われる、ソフトバンク3連戦(鳴尾浜)への出場も視野に入ってくる。「次の週の最後(8月2日からの3日間)にはシート打撃に入る可能性が高いんじゃないか。その次の週には(実戦復帰も)いけると思うよ」と平田2軍監督。最初はDHでの出場の可能性が高い。
5月28日に左膝の手術を受け、6月5日からリハビリを開始。1週間ごとにトレーニングの強度を上げて、ここまで順調にリハビリメニューを消化してきた。この日は右翼の守備練習に入るなど、軽めの練習で汗を流した。
下降気味の打線にとって、福留の実戦復帰は何よりも朗報だ。一日でも早い完全復活を、誰もが待ち望んでいる。