上本、頼む!29日東京Dで1軍合流
阪神・上本博紀内野手(27)が28日、ウエスタン・リーグ・広島戦終了後に、由宇から東京入りした。29日に1軍合流し、早ければそのまま出場選手登録される見込みだ。
2月26日、WBC日本代表との強化試合(京セラ)の守備で交錯し、左足首の前距腓(ぜんきょひ)じん帯を損傷。懸命のリハビリを続けていたが、実戦復帰が見えてきた6月に左足関節内クリーニング手術を受けた。
これによって実戦復帰は今月14日・大阪学院大との育成試合までずれ込んだが、169日ぶりの試合では盗塁を決めるなど、完全復活をアピール。17日には今季初の公式戦に出場し、一気に状態を上げていった。
先発出場したウエスタン7試合では24打数8安打、打率・333の好成績。この日は広島・梅津から同点打を放ち、勝負強さも見せた。守備でもここ3試合は三塁に入り、1軍で二遊間以外にも対応できるように準備を続けていた。
東京入りを前に「頑張ります」と語った上本。残り33試合。逆転Vへの起爆剤になってみせる。