白仁田緊急招集!いきなりプロ初先発
3日のDeNA戦(横浜)に先発予定だった阪神のジェイソン・スタンリッジ投手(34)が2日、腰痛を訴え出場選手登録を抹消された。代わって白仁田寛和投手(27)がプロ初先発となる。
待ちに待った大役は突然巡ってきた。白仁田が腰痛で出場選手登録を抹消されたスタンリッジに代わり、3日のDeNA戦(横浜)でプロ初先発することが2日、決まった。
07年の大学・社会人ドラフト1巡目で入団した6年目の右腕は「ようやくチャンスが来たので結果を出したい。しっかり腕を振りたい」。沈滞ムードが漂うチームの起爆剤となることを誓った。
緊急抜てきだった。この日は3日のウエスタン・ソフトバンク戦(甲子園)に備えて午前中に鳴尾浜で練習。昼過ぎに帰途につくと、その道中で電話が鳴って、DeNA戦の先発を告げられた。急きょ鳴尾浜に引き返し、荷物を整理して横浜へ移動した。
ドタバタのプロ初先発となったが、準備は整っている。ウエスタンでは4勝1敗、リーグ2位の防御率2・32。「やるべきことができるようになった。自分のことが分かってきたかなと思う」と手応えをつかんでいる。遅れてきた“ドラ1”が、和田阪神の救世主となる。