好調・俊介が猛打賞!センター渡さん
「阪神4‐6DeNA」(26日、甲子園)
最後の打者になった九回を阪神・俊介は悔やんだ。「振ってはいけないボールを振ってしまった」。2死一、二塁。カウント2‐2から外角変化球に手を出し空振り三振。つなぐことができずに、天を仰いだ。
それでも、この日の活躍が薄れることはない。2点を追う初回。相手失策で出塁した西岡を一塁に置き、一塁線へ絶妙なバント。自らも生き、同点機を演出した。五、八回にも安打を放ち猛打賞。打率は一気に3割を超え、・305とした。
試合前にはリハビリ中の大和が、甲子園に姿を見せた。CSへ中堅争いの相手だ。試合後は「ここまできたので負けたくないし、渡したくもない」と定位置死守を力強く宣言した。
走攻守と好調をキープしているが「まだまだです」と現状に満足していない。まだまだ上昇し、「センター俊介」を不動のものとする。