CS広島戦で秘策「一塁・今成」あるぞ
マエケンキラーは外せない!阪神・今成亮太捕手(25)がCSファーストSで一塁を守る可能性が30日、浮上した。
9打数5安打(打率・556)、3四球。今季、阪神が防御率0・40に封じ込まれている広島・前田健に対し、今成が突出した数字を残している。この日の練習で一塁練習を課されたのはフェイクではない。山脇守備走塁コーチは「準備だけはしておかなあかん。ファームでも(一塁の)経験あるしな」。一塁守備で及第点がつけば、故障を抱える新井、福留の状態次第で、選択肢の幅は広がる。
今季はウエスタン公式戦で2試合、一塁守備を経験。直近では9月26日の育成試合オリックス戦に一塁で先発出場し、1軍昇格後も試合前練習で一塁練習に余念がない。「僕にとってもチャンス。どんな状況であれ、試合に出ることが大事なので」。前田健の先発が予想されるCS初戦で、「一塁・今成」が秘策となるかもしれない。