虎投手陣フル回転!“AFK”3連投も
阪神の山口高志投手コーチ(63)が10日、CSファーストSで福原、安藤、加藤ら、勝ちパターンの中継ぎ投手陣をフル回転させる方針を示した。ファーストSは最大でも3試合のため、3連投やビハインドでの登板も視野に入れている。
「3つしかないから。それくらいの覚悟はあるやろ」。さらにイニングまたぎの登板についても「(試合の)展開次第やけど、それくらいの覚悟はいるかな」とCS仕様の継投策で、短期決戦を勝ち抜く構えだ。
今季の2位躍進を支えた原動力“AFK”も、もちろん望むところだ。シーズン途中から守護神を任された福原は「言われたところで、しっかり調整してやるだけです。(警戒する打者は)外国人ですね。その前にランナーを出さないようにしたい」と力を込めた。加藤も「悔いがないようにやりたい。失敗は許されないので」とチーム初のCS突破へ、死力を尽くす覚悟だ
この日は甲子園で汗を流した。CS初出場で勢いづく広島打線を封じるため、ブルペンがフル稼働する。