虎4番候補獲得は長期化も…GMが示唆

 阪神・中村勝広GM(64)は16日、来季の4番候補として獲得を目指す新外国人選手に関して、メジャーのロースターに入っている実績ある選手獲得を視野に、長期化も辞さない考えを示した。

 これまでメジャー経験のある3A選手を中心にリストアップをしてきたが、「はっきり言って白紙。いろいろと模索してきたが、ウチのニーズにあった選手が見当たらない。長期化するんじゃないか」と見通しを語った。

 今季はコンラッドを獲得も、結果を残せず退団が決定的。理想とする「右の長距離砲」を探したが、3Aクラスに該当する選手はいなかった。その中で「3Aから、レベルをワンランク、上げていこうという意見も多く出た」という。

 そこで、現在メジャーのロースターに入っている実績十分のメジャー選手を視野に入れる方針へと転換。12月のメジャーのウインターミーティング前をめどに、時間をかけて選別を続ける構えだ。

 問題は金銭面。メッセンジャー、マートンの現有戦力に大型契約で来季残留を求めるだけに「そことの兼ね合いもある」と話す。だが、もう失敗は許されない。潤沢な資金を投入し、妥協せずに来季の4番を探し続ける。

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