隼太よ今成よ森田よ「31」争奪戦や!
背番号「31」を奪い合え。阪神はフェニックス・リーグ西武戦(南郷)が19日、雨天中止となり、木の花ドームで練習を行った。平田勝男2軍監督(54)は、伊藤隼、今成、森田ら若手左打者に、掛布雅之氏(58)が背負っていた「背番号31」の争奪戦を指示した。
タイガースの「31」と言えば、真っ先に名前が挙がるのが掛布氏だ。そのミスタータイガースが、今秋から若トラ育成に心血を注ぐ。時を同じく、空席となった背番号「31」の継承者候補に平田2軍監督は3人を挙げた。
「31と言えば、やっぱり左打者だな。隼太、今成、森田。(背番号を奪う)そういう選手が出てこないといかんな」。もちろん今すぐという訳ではない。将来的に、栄光の背番号を背負えるぐらい、成長を遂げて欲しいという、指揮官の期待の表れだ。
同リーグでの伊藤隼らのレベルアップを確信している。その上で、11月から始まる秋季キャンプの重要性を説いた。「ランクは確実に上がっている。それを和田監督らに見せないといけない」。レギュラー奪取へ、今まで以上にどん欲にならなければチャンスはつかめない。キャンプに合流予定の掛布氏から学ぶことも「ひとつのきっかけにしないといけない」と話した。
伊藤隼は以前から「同じ左打者だし、いろんなことを学んで吸収したい」と語っている。今成も「ものすごい人。機会があれば聞いてみたい」と意欲的だ。背番号31争奪戦‐。秋の主役に左トリオが名を連ねるほど、熱いバトルを期待している。
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