阪神2位以下でホンダ鈴鹿・浜矢ら候補
「プロ野球ドラフト会議」(24日、グランドプリンス新高輪)
阪神がドラフト会議の2位以下でリリーフ左腕の獲得を目指すことが23日、明らかになった。獲得リストには浜矢広大投手(20)=ホンダ鈴鹿=らの名前が挙がっており、他球団の指名状況などを見ながら精査していく方針だ。
球団幹部は「左投手は欲しい。ワンポイントができるような選手がいてくれれば」と明かした。11月に行われるトライアウトや、今オフのFA、トレード市場ではめぼしい候補がいないだけに、ドラフトで1人でも獲得しておきたいのが球団の意向だ。
今季はベテランの加藤がチームトップの61試合に登板したが、後に続く左腕がいなかった。筒井や小嶋は故障を抱え、FA移籍した平野の人的補償で獲得した高宮、若手の藤原らも伸び悩んだ。
現場からも今オフにリリーフ左腕の補強を要望されており、ブルペンのバランスを考えても重要ポイント。巨人・阿部ら左の強打者を打ち取れるピースの獲得を目指す。