虎の隠し玉は四国ILp最多勝右腕
「プロ野球ドラフト会議」(24日、グランドプリンス新高輪)
阪神が右投手の候補に四国アイランドリーグプラス・香川の147キロ右腕、又吉克樹投手(22)をリストアップしていることが23日、わかった。先発、中継ぎと自在にこなせる好投手と評価されている。
環太平洋大から今季、同チームに入団。横手から投げ込む直球と球速差のある2種類のスライダーが武器。今季13勝4敗、防御率1・64で最多勝に輝いている。
本格的に投手を始めたのは大学入学後。大学4年の昨年もプロ志望届を出したが指名されず、独立リーグに進んだ。そこでルーキーながらリーグを代表する投手になった。
22歳という若さに加え、大学時代に身長が7センチも伸びるなど大器晩成型で伸びしろも十分。これまで11球団から調査書が届いており、西武なども上位で狙う存在となっている。