藤浪がキャッチボールを“再開”
阪神・藤浪晋太郎投手(19)が29日、甲子園での秋季練習でキャッチボールを「再開」した。シーズン終了直後の休日の間には行っていたが、秋季練習では初めてのこと。順調にメニューを消化して、11月1日からの秋季キャンプに万全の状態で臨む。
「(この日の再開は)指示とかはなかったです。久しぶりです。特に何かを意識したとかもないです。ボールの感覚ですね」
約10日ぶりとなるキャッチボール。一球一球、感触を確かめながら丁寧に投げた。その後は、他の投手陣らと共にダッシュなどで下半身強化に取り組み、笑顔を見せた。長いシーズンも終わり、来季に向けて重要なオフ。しっかりと準備を整えていく。
現時点で秋季キャンプでは本格的な投球練習を行う予定はないが、遠投には取り組む方針となっている。肩、肘の状態は問題ないかと問われると「その通りです」ときっぱり。飛躍を誓い、自らを鍛え抜く。