藤浪、来季さらなる進化へ変化球磨く
「阪神秋季キャンプ」(3日、安芸)
変化球でも進化する!藤浪晋太郎投手(19)が3日、チェンジアップとカーブの“習得”に意欲を燃やした。「精度を高めて通用する球になれば」と、投球の幅を広げるため2種類の変化球のレベルアップを図る。
キャッチボールで何度も試したのが、チェンジアップとカーブだ。今季はカットボール、フォーク中心の組み立てだった。「基本は直球ですが」と前置きした上で、「持っている球の精度を高めていきたい。あれば便利なので」と話した。
試合ではほとんど使うことがなかった緩い変化球。持ち球に加われば、組み立ての幅が広がることは間違いない。より精度を高めていくのは春季キャンプからになりそうだが、新たな取り組みに前向きだ。
この日はトンボを肩に担いで左足を踏み出す“珍トレ”にも取り組んだ。インステップの矯正にも効果がありそうなトレーニングだ。多くを吸収し、2年目の進化へつなげる。黄金ルーキーは、どこまでもどん欲だ。