藤浪、場外弾4発!聖地弾いけるで
「阪神秋季キャンプ」(6日、安芸)
来季は甲子園弾や!阪神・藤浪晋太郎投手(19)が6日、安芸秋季キャンプでロングティー打撃を行い、95スイング中、48本の“柵越え”を放った。そのうち4発は推定140メートルの場外弾。これには山口投手コーチも「甲子園でも入る」と絶賛した。
サブグラウンドで快音を響かせたのは、打者・藤浪だった。三塁ファウルラインから、80メートル離れた防球ネットに向かって行うロングティー。次々とネットに鋭い打球を突き刺す。そして30メートルの高さを飛び越え、隣接する安芸ドームの天井に4発ぶち当てた。
「ノックバットなので」と藤浪は特大弾の種明かしをしたが、「(ネット越えは)狙っていました」とさらりと話した。初日にもフリー打撃で3発の柵越え。やはり飛距離も怪物級だ。
見守った山口投手コーチも「当たったら飛ぶ。甲子園のレフトポール際なら入るやろ。来年(1本は)期待したいよな」とプロ初アーチを予告した。自らの本塁打で白星を挙げる‐。来季は阪神の日本人投手では1987年の伊藤文隆以来、27年ぶりの聖地弾が見られるかもしれない。