和田監督、高代Cの“走塁革命”に期待
「阪神秋季キャンプ」(9日、安芸)
走塁革命への“新戦力”だ!阪神・和田豊監督(51)は9日、走塁面向上のキーマンとして、新加入の高代延博内野守備走塁コーチ(59)を挙げた。
来季から三塁コーチを務める高代コーチ。この日の走塁練習でも、大きな声で、そしてアクションで、走者に指示を出していた。
和田監督が掲げてきた走塁革命。だが、今季を「意識付けはできたけど、なかなか結果に結びつかないシーズンだった」と振り返った。1つ先の塁へ‐。それは、大きく勝敗を左右する要素だ。
それだけに高代コーチに対しては「(対戦)相手として、ずっと見てきている。それを踏まえて来てもらった」と、その手腕に大きな期待を寄せた。
広い甲子園が本拠地だけに「簡単に本塁打は出ない。1本の安打で2つの塁を取る。(高代コーチは)最後まで妥協させずに走らせ、指示を出している。それが浸透するかだね」と指揮官。大きな戦力を得て、和田野球の完成を目指す。