掛布DCが期待!阪口よ育成の星になれ
「阪神秋季練習」(12日、鳴尾浜)
阪神の掛布雅之DC(58)が、育成・阪口哲也内野手(21)に熱視線だ。「巨人のように、育成から活躍できる選手になってほしい」と期待を寄せた。
育成の星になれ‐打撃練習中、掛布DCの目に留まったのは、背番号122。育成選手として、再契約を結び、来季4年目を迎える若トラに、新人時代の自分の姿をダブらせた。
「泥がよく似合うよな。ユニホームを汚すのが似合う選手。僕も泥だらけでやっていた。僕の入ってきたころを思い出す選手だ」
自身もドラフト6位から不断の努力を重ねて不動の4番を勝ち取った。打撃スタイルは違うが、同じ内野手で左打ち。自分のように猛練習で汗と泥にまみれて、はい上がってほしいと願う。そして阪口が支配下登録され、活躍することで「若手にいいメッセージを送ることができる」と考えている。
掛布DCの言葉を伝えられた阪口は「絶対、支配下になって活躍します」と目を輝かせた。かつての背番号31のように、阪口が『育成の星』を目指す。