藤井彰「来季は韓国語を覚えないとね」
阪神・藤井彰人捕手(37)が6日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2500万増の6700万円で一発更改。来季から新加入する呉昇桓(オ・スンファン)との円滑なコミュニケーションを図るため、今オフは韓国語の習得に励む考えを示した。
「来年は多少、韓国語を覚えないとね」。守護神と正妻。18・44メートルでの会話は、指先でのやりとりが主となるが、あ・うんの呼吸を築き上げるまでには、グラウンドを離れた部分での意思疎通も重要なファクターとなる。
「速いピッチャーなので、早く受けたい。抑えになるだろうからね。試合を締める大事なところだし、難しいところ。コミュニケーションを取って、どういう球を投げたいのか、どういうアウトの取り方をしたいのか、しっかり話し合っていきたい」と呉昇桓の考え方を感じ取るため、共有時間を増やしていく方針だ。
すべては9年ぶりのリーグ優勝をつかむため。「やっぱり優勝したいですから。優勝するためには何をすればいいのかをしっかり考えてやっていきたい」。シーズン終盤の失速ばかりが叫ばれる今が悔しくてたまらない。来季こそ‐。強力コンビを構築し、バラ色のオフに染め上げる。