鶴“球児トレ”卒業で単独始動へ
阪神の鶴直人投手(26)が19日、大阪府富田林市内の障害福祉施設「四天王寺和らぎ苑」を訪問した。選手会長の上本とともに入所者とふれあった右腕は、来年1月の自主トレを単独で行う方向であることを明言。これまで藤川ら先輩の背中を追ってきた右腕が、“1人立ち”で開幕ローテを狙っていく。
「来年1月は未定ですが、1人で思い切ってできる場所を探していきたいと思っています」と明かした鶴。例年は沖縄でカブスに移籍した藤川、久保田らと汗を流してきた。だが、藤川が右肘の手術明けのため米国でリハビリ中という事情も重なり1人立ちを決意した。
甘えを無くし、自分自身で徹底的に追い込まなければならないが「現状で言えばしっかりできている。このまま強い気持ちを持ってキャンプまでにしっかりやりたい」と力を込めた鶴。久保がFA移籍したことは、若手にとって大きなチャンス。あいた椅子を狙い、1月から厳しく追い込んでいく。