和田監督、来年も“た能見”ます

 来年も頼むで‐。阪神・和田豊監督(51)が20日、能見への期待感を口にした。18日の契約交渉で首脳陣、野手とのコミュニケーションを図るパイプ役を買って出る発言をしたエース左腕。責任感あふれる言葉を指揮官は絶賛した。

 「能見は黙々とやるタイプだったけど、やっとそういう気持ちになってくれたかなと。今までも思ってはいてくれただろうけど、言葉に出すことで責任感も発生するからね」。大阪市内のホテル。コーヒーを口元に運ぶ和田監督の表情が緩んだ。

 直接、能見と会話したわけではない。「発言の真意は本人に聞いて、話した方がいい。新聞紙上でやりとりしない方がね。誤解を招くから」。ただ、黙して語らぬタイプだった男が、沈黙を破ったことだけでも価値がある。

 「来年はそういう気持ちで、福原と投手陣をまとめてほしい」。9年ぶりのリーグ制覇に欠かせないエースの存在感。虎将は熱いまなざしで見守っている。

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