坂井オーナーが来季の巻き返しに手応え
阪神・坂井信也オーナー(65)は電鉄本社の仕事納めとなった27日、報道陣の取材に応じ、優勝を逃した今季を「悔しいシーズンやった」と振り返った。
2年連続Bクラスから、今季は2位へ躍進。だが、夏場以降の失速からCS敗退と、マイナスの印象が強く残ってしまった。
そのため今オフは懸案だった大砲のゴメス、抑えの呉昇桓を獲得。さらに「新外国人はもちろん、今年(活躍が)十分じゃなかった人も新しい年を迎えて頑張ってくれるだろうし、巻き返しに期待したい」と現有戦力の奮起も注目とした。
仕事納めの恒例だった新年の標語は「新年に言うんとちゃうの?全然考えてない」ということで、発表は仕事始めへ持ち越しに…。
ただ、9年ぶりVを狙う来季へ「エキサイティングな試合をして、たくさんの人に喜んでほしい。来年を楽しみに、ゆっくりと正月の間にいい夢をみますわ」と手応えを感じている様子だった。