能見、来季こそ杉内撃破でG倒や!

 阪神・能見篤史投手(34)が28日、巨人・杉内俊哉投手(33)との投げ合いに闘志を燃やした。過去8回投げ合って一度も勝てていない相手で、打線との兼ね合いもあるが、来季は意識を置いて投げる。また、チーム一丸となるために積極的にコミュニケーションを図る考えも明かした。

 頭には、これまでの対戦がしっかりと刻み込まれている。苦い数字が並んでいても、それは過去のことだ。戦う以上は勝つつもりで投げる。能見が、巨人・杉内との対戦への意識を口にした。

 「(対戦時は)結構(自分が)グダグダなんですけどね、意外と投げ合ってるとね。気持ちはどうですかね、僕自体が勝ったことがないので。そういう意識はしてますけど。いいピッチャーっていうのは間違いないので」

 共に球界を代表する左腕で、年齢も能見が1歳だけ上と近い。今年はWBCでも共に日の丸を背負って戦った。そこでは技術面などの意見交換も行うなど、互いに認め合い、意識する関係だ。

 過去、杉内のソフトバンク時代での対戦も含めると、能見自身の対戦成績は8戦6敗(そのうち、チームとしては2勝)。今季も2度対戦して敗れた。来季も投げ合うことが予想される。ここまでは思うような結果を残せていないが、来季こそはの思いはある。

 もちろん、勝敗は能見だけの責任ではない。抑えていても、打線の援護がなければ白星は付いてこない。いかに選手それぞれがお互いのことを理解し合って、チーム一丸となって戦えるか。来季はその部分にも今まで以上に力を注ぐ。

 「チームとして機能しないと。トリ(鳥谷)とも相談しながら。いろいろ気付いた点というか、しっかり伝えようかなと。コミュニケーションをとることで分かることもある」

 投手だけでなく、野手とも積極的に話し合っていく。グラウンドだけでなく、時には「適当に誘います(笑)」と食事の席でもだ。全ては巨人をはじめとするライバル他球団を倒してリーグ優勝を果たすため。さまざまな変化を胸に、新年を迎える。

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